独立行政法人国立病院機構 下志津病院 千葉県四街道市鹿渡934-5

下志津病院では肺がんCT検診を実施しています

厚労省が発表している人口動態統計(確定数)によれば「悪性新生物」の死亡率は昭和56年以降、死因の第1位となっています。令和2年の全死亡者に占める割合は 27.6%であり、全死亡者のおよそ 3.6 人に1人は悪性新生物が死因となっています。悪性新生物の部位別死亡率(人口 10 万対)をみると、男性では「肺」が最も高く、平成5年以降第1位です。女性でも「大腸」に次いで第2位です。
【参照】令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

悪性新生物とは細胞が変異して増殖し続けた結果、周囲の正常な組織を破壊する腫瘍です。具体的にはがんや肉腫が当てはまります。
肺がんで亡くなる方が多い理由は進行してからでないと自覚症状が現れにくいことと他のがんに比べて進行が速く、転移しやすいことなどが挙げられます。しかし、早期の段階で治療を受けることができれば、肺がんの生存率は大きく向上することがわかっています。 そのため定期的に「肺がん検診」を受けて、早期に発見することが重要です。

あなたも低線量肺がんCT検診を受けてみませんか?

低線量肺がんCT検診の有効性は既に確認され発表されています。
Ma J, Ward EM, Smith R, Jemal A. Annual number of lung cancer deaths potentially avertable by screening in the United States. Cancer. 2013 Apr 1;119(7):1381-5.

CT検診では心臓や胸壁、血管影にかくれた胸部X線写真では見つけられない小さな病変を見つけることも可能です。
胸部X線と比較すると、胸部CTは被ばく線量が多い、と心配される方がおられるかもしれません。しかし、このCT検診の放射線の量と影響は小さく、受診から得られるがん早期発見メリットの方が大きいといわれています。

検診の受付方法

受付方法 お電話での予約になります。
受付時間 平日 13:00~17:00
検査費用 7,720円(本検診は保険の適用外となります。)
連絡先 043-422-2511(代表)