感染症内科 感染症内科のご紹介 当院の「感染症内科」は、直接感染症の診療をするのではなく、 成人の感染症「予防」としての予防接種 抗体価検査 院内各科の感染症治療で用いられる抗菌薬の適正使用の推進 院内感染対策 などを、行っております。 予防接種 抗体価検査 抗菌薬適正使用の推進(主に院内向け) 院内感染対策(主に院内向け) ・予防接種 当科では一般成人に対して以下のワクチンを接種しております。 (接種日時など詳細については「予防接種」のページをご覧下さい。) 肺炎球菌ワクチン 定期・任意 ○・65歳の方 ・60歳以上65歳未満で心臓・腎臓・呼吸器の機能に障害があり身の回りの生活が極度に制限される方、またはHIVによる免疫機能障害により日常生活がほとんど不可能な方 で、過去に肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方 → プレベナー20 (PCV20)を定期接種 各年度の定期接種対象者には、お住まいの自治体から問診表が郵送されます。 (こちらについてのお問い合わせは、お住まいの自治体の保健センターへ、お願いいたします。) ○過去に接種歴あり、もしくは定期対象外年齢の方、65歳未満で肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高い方 → プレベナ−20 (PCV20)を任意接種 過去にニューモバックス(PSV23)の接種歴がある場合は、前回接種から1年以上間隔をあける必要があります。 *肺炎球菌ワクチンにはいくつか種類がありますが、現在当科では定期接種で使用するプレベナー20(PCV20)のみを取り扱っています。(65歳以上の成人に対する肺炎球菌ワクチン接種の考え方(PDF)) インフルエンザワクチン 定期・任意 10月~12月のみ ○65歳以上もしくは60歳以上65歳未満で心臓・腎臓・呼吸器の機能に障害があり身の回りの生活が極度に制限される方、またはHIVによる免疫機能障害により日常生活がほとんど不可能な方 →毎年1回定期接種 ○上記以外の方 →毎年1回任意接種 帯状疱疹ワクチン 定期・任意 〇・年度内に65歳になる方 ※令和7年度から5年間は、年度内に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方も対象になります。 ・60歳以上65歳未満でHIVによる免疫機能障害により日常生活がほとんど不可能な方 →シングリックスを定期接種 (2ヶ月間隔で2回接種) 〇・上記対象年齢ではない50歳以上の方、帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方 →シングリックスを定期接種 (2ヶ月間隔で2回接種) *帯状疱疹を予防できるワクチンは2種類あります(詳細はこちら)が、当科では帯状疱疹の発症予防効果が高く(約90%)、あらゆる免疫状態の方が接種可能なシングリックスを定期接種として取り扱っています。副反応として、接種部位の痛みや腫れが高頻度に出現しますが、ほとんどの場合1週間以内に消失します。 水痘ワクチン 任意 ○罹患歴がなくワクチン接種歴がない、もしくは1回のみの方 ○罹患歴がある50歳以上の方 (帯状疱疹の予防として) *帯状疱疹の予防効果としては50~60%と言われています。生ワクチンであるため、免疫抑制状態にある人は接種ができません。 麻疹・風疹 (MR) ワクチン 任意 ○罹患歴がなくワクチン接種歴がない/もしくは1回のみの方 ○麻疹もしくは風疹の抗体価が低い方 風疹については、気付かずに感染している場合もあるため抗体価の検査の結果、十分な免疫がないと判明した人に接種します。(免疫ある人がワクチン接種:免疫は強化されますが、特に副反応が強く出たり、新たな副反応出現のリスクがあがることはありません。) *平成2年4/1までに出生している人は、麻疹/風疹ワクチンを定期接種する機会はなし、もしくは1回のみ、でした。 *妊娠初期に風疹に感染すると「先天性風疹症候群」の赤ちゃんが生まれることがあります。これから妊娠・出産を考えている女性や同居者、パートナーの方は、充分な抗体価をもっておくことが推奨されています。 おたふくかぜワクチン 任意 B型肝炎ワクチン 任意 RSウイルスワクチン 定期・任意 ○妊娠28週0日から36週6日までの妊婦の方 →アブリスボ 定期接種 〇60歳以上の方 →アブリスボ または アレクスビー 任意接種 ・抗体価検査 採血をして、血清中の抗体価の値を測定します。 ①風疹抗体価検査 千葉県委託事業として行っています。無料で検査ができます。 千葉県HP「千葉県風しん抗体検査」(リンク)より抜粋 検査の対象になる方は、次の1-4の全項目の条件を満たすことが要件となります。 1.県内市町村に居住地(千葉市・船橋市・柏市を除く)を有している 2.次の(1)から(3)のいずれかに該当すること (1)妊娠を希望する女性 (2)「妊娠を希望する女性」の同居者 (3)「風しんの抗体価が低い妊婦」の同居者「風しんの抗体価が低い妊婦」:EIA(IgG)法で8.0未満、HI法で32倍未満の妊婦 3.過去に風しん抗体検査を受けたことがない、または、十分な量の風しんの抗体価を確認できていない「十分な量の風しんの抗体価」:EIA(IgG)法で8.0以上、HI法で32倍以上 4.過去に検査による風しんと診断されたことがない ※ 既に妊娠している方は、この制度ではなく妊婦健診等の所定の検査でご確認ください。 ※千葉市、船橋市、柏市でも「風しん抗体検査」を実施していますので、千葉市、船橋市、柏市にお住まいの方は、それぞれの市にお問い合わせください。 千葉市保健所の連絡先:043-238-9941 船橋市健康増進課の連絡先:047-436-2415 柏市保健所の連絡先:04-7167-1256 抗体価が不充分と判明した場合は当外来でワクチン(有料)を接種できます。 *成人の風疹ワクチン接種の助成をおこなっている自治体もあります。 各自治体の保健センターなどに直接お問い合わせ下さい。 ②各種ウイルス抗体価検査 上記の千葉県委託事業以外は、自費になります。 ・麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜ 医療機関・教育機関などに勤務予定の方 など ・B型肝炎 上記に加え、キャリアかもしれない方、これから結婚予定の方 など 抗体価が不充分と判明した場合は当外来でワクチン(任意接種)を受けることができます。 ・抗菌薬適正使用の推進 (主に院内向け) 院内で使用されている抗菌薬の使用状況について毎週チェックしております。 院内他科からのコンサルテーションも受けています。 4.院内感染対策 (主に院内向け) 当科の医師は「院内感染防止対策室」にも所属しており、院内感染防止のための各種活動を行っております。 ワクチン・抗体価測定ご希望の方へ すべて事前予約制となっております。 ご予約・お問い合わせは 13:00~16:00 土日祝日、および 年末年始を除く 電話番号 (直通) 043-422-3513 または、医事窓口まで 定期接種として、肺炎球菌ワクチン・インフルエンザワクチンを接種希望の方は、事前予約の上、自治体から送られてきた問診票を忘れずに持参して下さい。 医療機関、福祉施設などの院内感染対策に関わる方へ 当院は院内感染防止対策加算1を算定しており、地域の医療機関などから院内感染対策についてのコンサルトをうけることが責務となっております。心配なこと、院内アウトブレイク対策、抗菌薬適正使用関連など、ご相談を受け付けております。地域医療連携室経由で「感染症内科」宛てに、お気軽にお問い合わせ下さい。