独立行政法人国立病院機構 下志津病院 千葉県四街道市鹿渡934-5

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基本理念

  • 患者さま一人ひとりを大切にする医療を目指します。

基本方針

  1. 私達は、患者さまの生命の尊厳と人格の尊重を基本として、患者さまの生活の質と 生きがいを目指した医療サービスと療養環境を提供します。
  2. 私達は、患者さまの健康回復のために、常に医学的ならびに医療的水準の向上に努め、 専門的かつ倫理的な医療サービスを提供します。
  3. 私達は、障害のある患者さまの社会との関わりと、ご家族の方々の社会的活動を重視 し、積極的に支援します。
  4. 私達は、地域の人々の健康を守るために、地方公共団体、地域医師会と連携し、必要な 情報の提供と予防医学ならびに医療活動を推進します。

概要

郵便番号
284-0003
所在地号
千葉県四街道市鹿渡934番地5
電話
043-422-2511
FAX
043-421-3007
所管保健所名
印旛健康福祉センター (印旛保健医療圏)
交通機関
JR総武本線四街道駅下車 徒歩8分
病床数
440床

診療科

小児科
一般小児科、喘息、腎疾患、肥満、低身長、糖尿病、心身症、予防接種
小児神経外来
重症心身障害、発達障害、てんかん
アレルギー科
喘息、アレルギー性皮膚炎、食物アレルギー等
内科
一般内科、、腎疾患、生活習慣病
リウマチ科
関節リウマチ、自己免疫疾患(膠原病)
呼吸器内科
睡眠時無呼吸症候群のみ(完全予約制)
消化器内科
肝・胆・膵疾患、経鼻内視鏡
神経内科
神経・筋疾患、神経難病
外科
一般外科、消化器、消化器がん検診
整形外科
一般整形、関節疾患、脊椎疾患
脳神経外科
頭部外傷、脳卒中、脳腫瘍
感染症内科
成人予防接種(完全予約制)
放射線科
CT、MRIによる画像診断、肺がん
リハビリテーション科
神経筋疾患、重症心身障害などで生じた障害に対する総合的なリハビリテーション
禁煙外来
完全予約制

受付

政策医療
成育医療
重症心身障害
筋ジストロフィー
免疫異常
指定医療
重症心身障害児機関・肢体不自由児機関(児童福祉法第27条)
労働者災害補償保険法
原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律
(一般疾病医療)
敷地総面積
58,301㎡
建物
建築延 29,107㎡
職員数
約520人
学会認定等
日本リウマチ学会認定教育施設
日本超音波医学会認定超音波専門医研修施設
日本小児科学会認定小児科専門医研修施設
日本小児科学会認定小児科専門医研修支援施設
日本アレルギー学会認定教育施設
日本肝臓病学会認定施設
日本外科学会専門医制度関連施設
日本腎臓学会認定研修施設
日本神経学会認定教育施設
マンモグラフィー検診施設画像認定施設
日本静脈経腸栄養学会NST稼働施設
栄養サポートチーム専門療法士実地修練認定教育施設

沿革

 

 明治30年4月に下志津衛戌病院として発足、下志津陸軍病院を経た後、昭和20年12月に厚生省へ移管され、昭和22年4月結核療養所に転換し、国立療養所下志津病院となった長い歴史があります。

 その後、結核患者の減少に伴い、昭和39年から小児気管支喘息、次いで慢性腎疾患の施設療養を開始し、また、国の政策により筋ジストロフィー、重症心身障害児(者)の療育を手がけ、先駆的な役割を果たしてきています。

 その後も、昭和53年に小児慢性基幹施設の機能付与を受け、この機能の充実を図るとともに、地域のニーズに応えて、一般成人内科、外科、整形の機能も強化し、更に平成9年からはアレルギー科、リウマチ科(免疫異常)を新設し疾病の予防対策、早期診断、難治化の防止、治療法の開発等これらの診療機能充実に努めてきました。

 そして、平成16年4月1日に国立病院・療養所は厚生労働省から独立行政法人へと移行し、当院も独立行政法人国立病院機構下志津病院として運営しております。

 

環境

 当院は、東京駅から東に約47km、千葉市中心から北東に約8kmの四街道市(人口88,000人)に位置し、JR四街道駅から100メートルと極めて近い位置にあり、周囲には、市役所、銀行、郵便局、消防署及び市の公園も隣接しているという生活環境に恵まれた場所にあります。
また、敷地が58,301㎡と広いことから、敷地内の雰囲気は閑静であり、療養生活を行うにも最適な環境が整っており、病院の立地条件としては最高の場所にあります。

 交通の便もJR四街道駅まで徒歩8分、東京駅から直通快速で50分、千葉駅から総武線、成田線で10分と至便です。車を利用する場合は、東関東自動車道四街道I.Cから5分で到着します。

 診療圏については、一般医療にも力を入れていることから、四街道市、千葉市、佐倉市、八街市が主でありますが、アレルギー ・ 喘息などの小児慢性疾患、重症心身障害の医療、筋ジストロフィーの医療、リウマチ ・ 膠原病等の免疫異常症等の政策医療を行っていることから、千葉県全域はもとより広く関東一円に及んでいます。

基本構想

基本方針

 「成育医療、重症心身障害、神経・筋疾患、免疫異常」に関し、ナショナルセンター等との連携の下に、専門的な医療、臨床研究、教育研修及び情報発信の機能を備えた施設として整備する。

病床数等

【病 床 数】440床

一般
200床
重症
120床
筋ジス
120床

【病棟構成】

成育(小児)
50×1単位=50床
重症心身障害
60×2単位=120床
筋ジストロフィー
40×3単位=120床
免疫異常等(内科)
50×1単位=50床
外科 ・ 整形外科
50×1単位=50床
その他
50×1単位=50床
合計
9単位  440床

【患者数】

令和3年度1日平均入院患者数:約310.1名

令和3年度1日平均外来患者数:約307.2名

主たる機能

1.成育医療に関する専門医療
気管支喘息、アレルギー疾患、慢性腎疾患、糖尿病、高度肥満等の生活習慣病、心身症、不登校、神経疾患、発達障害等の小児慢性疾患の治療管理は、専門医、薬剤師、看護師、児童指導員・保育士、心理療法士、理学療法士並びに作業療法士栄養士等が一体となって、総合的に展開しています。
長期療養を必要とする就学児童・生徒に対しては、県立四街道特別支援学校との連携により、教育・学習が継続的に実施されます。
小児から成人に移行する慢性疾患患者の治療管理は、小児科と内科の連携のもとに継続性をもって遂行されます。
地域の小児医療、小児救急に対し積極的な取り組みを行っており、急性医療に対しても365日、24時間体制で臨んでいます。
2.重症心身障害に関する専門医療
重症児(者)へのデイケアも行っています。
日常生活の援助と機能維持・回復を目的に、医師、看護師、児童指導員・保育士、理学療法士、作業療法士などすべてのスタッフが協力して、重症心身障害児(者)の療育をおこなっています。医療面では、小児科、内科、呼吸器内科、消化器内科、外科、整形外科など、すべての診療科が協力して、高度な医療管理を要する超重症児(者)にも対応しています。また、短期入所・通園事業などによる在宅支援も積極的に推進しています。
3.神経・筋疾患に関する専門医療
筋ジストロフィーや神経難病の治療と機能維持、日常生活援助のために、関係する医療チームが協力して臨むとともに、疾病の解明と治療法の研究も積極的に行っています。
4.免疫異常に関する専門医療
自己免疫疾患(膠原病)、関節リウマチ、腎疾患の診断・治療を行っています。これらの疾患は長期の治療が必要であり、患者さまの疾患への理解が必要なことから、患者さまを対象として自己免疫疾患(膠原病)、関節リウマチについて服用する治療薬の作用・副作用などの勉強会を積極的に行っています。
5.地域医療
各診療科は前述の専門分野の医療はもとより、各科に関連する一般疾病の診療や健康診断を積極的に推進し、地域の皆さんの健康管理と健康教育に貢献しております。疾病の早期発見 ・ 予防のために、次のような検査を行っています。
肺がん検診… CTスキャンによる検査で、がんの早期発見が可能です。

施設基準一覧

2023.1.1現在

基本診察料
特掲診療料、食事療養費
1
一般病棟入院基本料 急性期一般基本料 4
2
同基本料 重症度、医療・看護必要度 Ⅱ
3
障害者施設等入院基本料 7対1
4
同基本料 看護補助加算
5
臨床研修病院入院診療加算 協力型
6
救急医療管理加算
7
診療録管理体制加算 1
8
医師事務作業補助体制加算 100対1
9
急性期看護補助体制加算 25対1(5割未満)
10
特殊疾患入院施設管理加算
11
療養環境加算
12
重症者等療養環境特別加算
13
強度行動障害入院医療管理加算
14
医療安全対策加算 1
15
同加算 医療安全対策地域連携加算 1
16
感染対策向上加算 1
17
同加算 指導強化加算
18
患者サポート体制充実加算
19
後発医薬品使用体制加算 1
20
病棟薬剤業務実施加算 1
21
データ提出加算 2(200床以上)
22
同加算 提出データ評価加算
23
入退院支援加算 1
24
同加算 入院時支援加算
25
認知症ケア加算 3
26
せん妄ハイリスク患者ケア加算
27
小児入院医療管理料 2
28
同管理料加算
29
養育支援体制加算
30
地域包括ケア病棟入院料 2
31
同入院料 重症度、医療・看護必要度 Ⅱ
32
同入院料 看護職員配置加算
33
在宅療養後方支援病院
34
看護職員処遇改善評価料 41
1
糖尿病合併症管理料
2
がん性疼痛緩和指導管理料
3
がん患者指導管理料 イ
4
がん患者指導管理料 ロ
5
夜間休日救急搬送医学管理料
6
同管理料 救急搬送看護体制加算
7
ニコチン依存症管理料
8
肝炎インターフェロン治療計画料
9
薬剤管理指導料
10
医療機器安全管理料 1
11
持続血糖測定器加算
12
造血器腫瘍遺伝子検査
13
検体検査管理加算(Ⅰ)
14
検体検査管理加算(Ⅳ)
15
神経学的検査
16
小児食物アレルギー負荷検査
17
遠隔画像診断管理料
18
CT撮影(16列以上64列未満)
19
MRI撮影(1.5テスラ以上3テスラ未満)
20
抗悪性腫瘍剤処方管理加算
21
外来化学療法加算 2
22
無菌製剤処理料
23
脳血管疾患等リハビリテーション料 Ⅰ・初期加算
24
廃用症候群リハビリテーション料 Ⅰ・初期加算
25
運動器リハビリテーション料 Ⅰ・初期加算
26
呼吸器リハビリテーション料 Ⅰ・初期加算
27
障害児(者)リハビリテーション料
28
麻酔管理料 Ⅰ
29
椎間板内酵素吸入療法
30
脊髄刺激装置埋込術・脊髄刺激装置交換術
31
輸血管理料 Ⅱ
32
輸血適正使用加算 2
33
手術通則5.6
34
入院時食事療養費(Ⅰ)
35
食堂加算

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患者満足度調査の結果について

国立病院機構では機構全体のサービスの向上を図ることを目的に患者満足度調査実施しております。

令和4年度は下記のとおり実施しており、その結果が次のとおりとなります。

調査にご協力いただきました患者様とご家族の皆様に、心より感謝申し上げます。

頂戴しました貴重なご意見につきましては病院内で共有し、今後もより一層、医療の質の 改善活動に取り組んで参ります。