リハビリテーション科 リハビリテーション科のご紹介 リハビリテーション科は理学療法,作業療法,心理療法の三部門があります。理学療法,作業療法は政策医療である神経・筋疾患、重症心身障害者の割合が多く、心理療法は小児科・小児神経科が殆どですが、当科ではその他にも整形外科,脳卒中,リウマチなどのリハビリテーションも行っており小児から高齢者まで幅広く対応しています。 平成27年夏からは在宅を目的とした地域包括ケア病棟でのリハビリテーションも開始しました。 スタッフ 医長 三方 崇嗣 理学療法士 10名 作業療法士 6名 言語聴覚士 1名 心理療法士 4名 部門のご紹介 理学療法 理学療法の対象疾患は神経・筋疾患4割、重症心身障害者4割、整形外科1割となっており、入院リハビリは機能訓練、外来リハビリは在宅療養されている方の機能維持目的訓練をしています。その他にも体型や症状に合わせた車いす作製も行っています。 作業療法 作業療法の対象疾患は神経・筋疾患6割、重症心身障害者2割、整形外科・内科1割、外来1割(整形疾患・発達障害等)となっています。 作業療法では、作業活動を用いての「上肢訓練」、全身の「機能訓練」、食事や排泄などの「日常生活動作訓練」、家事動作などの「生活関連動作訓練」、ご本人様の状態に合わせた「福祉機器や使いやすい道具の紹介・作成・操作練習」などを行っています。 心理療法 心理療法には、常勤2名・非常勤2名の臨床心理士が在籍しています。 入院・通院を問わず、医師の依頼に基づき様々な職種と連携を図りながら心理的なサポートを行っています。 主な業務内容 「言葉が遅れている」 「コミュニケーションが苦手」 「落ち着きが無い」 「学習についていけない」 「集団行動が苦手」 「以前に比べると元気がない」 といったちょっと気になるお子さんがいます。 心理療法室では、そういったお子さんの発達検査や性格検査を行い、発達や認知的特徴(得意・不得意の傾向)を知ることで、日常生活や学習で活かせる手立てを一緒に考えていきます。 また、治療上必要に応じてカウンセリングを実施しています。ご希望があれば、学校などの関係機関とも連携してお子さんへの支援を行っています。 子どもだけに限らず、成人の方への神経心理学的評価もおこなっています。 心理検査・心理療法は完全予約制です。ご希望される方は外来を受診していただき、医師にご相談ください。 言語療法 言葉の発達の遅れや、脳梗塞後遺症等の言語障害、重度心身障害病棟での摂食訓練等に介入しております。 リハビリテーション科より リハビリテーション科での訓練については、主治医とご相談下さい。